「感染予防には手洗い！」”子育てランド（2月）”より

インフルエンザなどの感染症が流行する季節です。手洗いの大切さは広く周知されていますが、「なぜ重要なのか」は意外と知られていません。

人間は無意識のうちに、1時間に20回ほど顔を触っていると言われています。そのうちどれだけ鼻や目、口に触れているでしょうか。病原体が付着した手でそれらに触ったり食べ物を食べたりすることで感染を起こすことが多いのです。

洗っていない手で目をこすっていませんか。いろいろな所を触れた手で食べ物を持っていませんか。子どもが手を洗って食事の席につくまでにどこかを触ってしまっていませんか。手にしているそのスマートフォンはきれいですか。消毒せずに使っていたら手洗いの意味が半減してしまいます。

病原体は持ち込まないことが一番です。家に帰ったらまず手洗いをしましょう。そしてよく触れる場所を消毒しましょう。この基本を徹底するだけで感染予防に効果が期待できます。手洗いを意識してこの冬を健康に過ごしましょう。

YMCAいずみ保育園　主任　力丸