「ご飯のパワー」”子育てランド（10月）”より

日本人の主食「お米」が収穫の時期を迎えます。米は私たちのエネルギー源となり、たんぱく質・ビタミン・ミネラルも豊富な栄養満点の食材です。コメ不足が心配な今日この頃ですが、秋の味覚と合わせて、おいしい米を食べることができるといいですね。
味なしごはんは、良いことが多くあります。口の中でいろいろなおかずと混ぜながら食べると、唾液がたくさん出て、味を敏感に感じることができ、液に含まれるホルモンは脳を活性化させます。
米は子どもの五感も育てると言われています。味覚だけでなく、でんぶんを含むごはんの甘みを、子どもには楽しく味わってほしいものです。よく噛んでごはんを食べてみるとごはんの甘味にも気づけます。
ごはんは腹持ちがよく太りにくい性質もあります。粒状のごはんはエネルギーがじわじわ燃え、腹もちが良く、粉が原料のパンやじゃがいもに比べて太りにくいという特徴があります。ぜひ、ごはんのパワーを感じてください。

YMCAマナ保育園　栄養士 岩本菜穗美