「皮膚を守りましょう」”子育てランド（5月）より”

入園・進級などに伴い、新たな生活スタイルを始めた人も多くいらっしゃると思います。そんな4月からひと月が経ち、少し疲れが出やすい5月を迎えました。
十分な睡眠、栄養を摂ることは、免疫力を高めストレスに負けない身体と心作りにとても大切です。
免疫力の低下は、皮膚トラブルにも大きく影響します。乳幼児期は大人より皮脂の分泌量も少なく乾燥しがちであったり、皮膚が薄く、バリア機能が安定していないため、摩擦などにより湿疹や皮膚炎が生じたりします。
花粉症により皮膚炎（赤み、かゆみ）を起こす場合もあります。
有効な対策は保湿です。子ども用の低刺激の保湿剤やローションをお風呂上りに塗ることで、乾燥を防ぎバリア機能をあげることができます。肌荒れがひどい時には、手洗い後などもこまめに保湿するとよいでしょう。また、5月は日差しも強くなってくるので、日焼け止めや帽子をかぶるなど、日焼け対策も行って皮膚トラブルを回避しましょう。

YMCAとつか保育園 主任 後藤基子