「野菜から春を感じよう！」”子育てランド（4月）”より

寒さに耐えて育った春野菜には、冬の間に溜まった老廃物を排出してくれる作用があると言われています。春野菜には特徴的な香りと苦みがあります。その香りと苦みから春の訪れを感じる方も多くいるのではないでしょうか。
春が旬である「さやえんどう」は、豆が大きくなる前に収穫して、さやごと食べるものです。
ビタミンAやビタミンCを多く合んでおり、免疫力を高め、風邪予防に効果的です。中でもビタミンCはいちごと同じくらい豊富と言われています。さやえんどうはサッと茹でて食べるとおいしいですが、水溶性の栄養素なのでスープやあんかけなどにそのまま入れて煮汁も一緒に食べると栄養素を効果的に摂取することができるのでおすすめです。
また、さやえんどうに含まれるビタミンAは油によく溶ける性質があるので、炒め物やごま油で和えるなど、油と一緒に食べることで体内への吸収率が上がります。春野菜の栄養素を最大限に活かして摂取していきたいですね。

YMCA金沢八景保育園　栄養士　酒井美幸