隣人を自分のように愛しなさい。

　ザアカイは、イスラエルのエリコという町の税の取り立て人でした。当時、エリコはローマ帝国に支配されていて、ザアカイはローマ帝国に納める税金を集める、徴税人の頭（かしら）でした。
ある日、イエスがエリコの町を訪ねます。市民は熱狂的に迎えました。ところが、ザアカイはイエスのそばに近寄ることができません。ローマ帝国の手先となって税を取り立てるザアカイを、皆が良く思っていなかったからです。それでも、ザアカイは街路樹の木の上によじ登って、イエスを一目見ようとしました。そんなザアカイにイエスは目をとめ、「木から下りてきなさい。今夜はあなたの家に泊めさせて欲しい。」声を掛けます。ザアカイは、イエスの言葉に大変喜んで、今後は貧しい人たちに施しを行い、過去の行いを悔い改めます。イエスとの出会いによって、徴税人としてみんなに疎ましく思われ、嫌われていたザアカイは生まれ変わり、以後イエスの弟子となりました。

各地で最高気温を更新した今年の夏です。子どもたちは毎日、水遊びに興じていました。バナナ組の子もすっかり沐浴になれ、上から水を掛けても平気になりました。幼児組も、園外保育では水遊びのできる公園へ出かけていき、思う存分水遊びをしてきました。

8月4日(土)には、卒園児がホサナに遊びに来てくれて、同窓会を開催しました。卒園以来、久々に顔を出してくれる子もいましたが、みんな小学生になって、すっかりお兄さん、お姉さんになっていました。

＜園長　野澤ひらく＞