お知らせ
「心動かす瞬間大切に」”子育てランド(12月)”より
保育園ではたくさんの自然物に触れて遊びます。秋には、落ち葉やどんぐりなどの木の実、食べ物でも園庭に生えている柿や畑で掘ったさつまいも、バケツで育てた稲など多くの物に触れる機会があります。子どもたちはこれらの物に触る際に心を動かされます。
落ち葉では、ガサゴソといった音や感触、食べ物では、におい・色といった嗅覚や視覚などの五感を子どもたちは最大限に使い「不思議だね」「面白いね」「こうしたらどうなるのだろう」などと感じ、感性が磨かれていきます。
保育園では子どもたちが自分で考え、選び、気付き、工夫してみることを大切にしています。例えば、活動を自分で選べるようにしたり、考える時を過ごしたり、あえて大人は答え出さずに見守るようにしています。それは自分たちで考えたり、選んだり、工夫した時に、更なる発見や驚きがあり、そこにはとても深い学びがあるからです。たくさんのことを考え、心動かされ、より多くの発見につなげてほしいと思います。
(YMCAオベリン保育園 主任 中瀬)
YMCAニュース2022年12月号 子育てランドより