お知らせ
「胃腸いたわる七草粥」”子育てランド(1月)”より
毎年1月7日には七草粥を食べるという方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。春の七草にはさまざまな意味と効能があります。
①セリ 競り勝つ。カルシウム、ビタミンBが豊富で胃腸を整えて食欲を増進する。②ナズナ =かぶ。なでて汚れを取り除く。解毒や利尿作用があり、むくみなどに良い。③ゴギョウ 別名ハハコグサ。風邪予防や解熱作用がある。
④ハコベラ 繁栄が広がる。ビタミンAが豊富で腹痛に良い。⑤ホトケノザ キク科の草。食物繊維が豊富。⑥スズナ 神を呼ぶ鈴。ビタミンCや食物繊維が豊富で便秘解消に良い。⑦スズシロ =大根。汚れのない清白。消化を助け、風邪の予防になる。
年末年始の食事が続くと七草粥は質素すぎる料理に思うかもしれません。しかし、七草粥には年末年始の食事で疲れてしまった胃腸をいたわり青菜の不足しがちな冬場の栄養補給をし、1年の無病息災を祈るという意味のある料理です。今年は、手作りの七草粥を作ってみてはいかがでしょうか。
(YMCAいずみ保育園 栄養士 小林)
YMCAニュース2023年1月号 子育てランドより