お知らせ
「大切な和食文化」”子育てランド(1月)”より
皆さんは、和食が2013年に無形文化遺産に登録されたことを覚えていますか?ユネスコ無形文化遺産に登録された和食文化は、日本人の自然を大切にする心が育んだ世界の財産です。
しかし、食の外部化が進み、和食文化を次世代の子どもたちに引き継ぐことが難しくなっていると言われています。
そのような中、保育園では子どもたちに和食文化を伝えていくために、いろいろな活動を行っています。例えば、金沢八景YMCA保育園では、和食の基本となる白米を毎日子どもたちで炊くことを実践しています。自分自身で炊くことで、お米に関心を持つきっかけができ、白米をたくさん食べることにつながっています。また、かつお節からだしをとること、毎月郷土料理を献立に入れて日本の食文化に触れる機会を増やす試みも行っています。
保育園での試みを大切にしながら和食文化を子どもたちに伝え、次世代に少しでも引き継いでいきたいと思います。
(金沢八景YMCA保育園 栄養士 島田)
YMCAニュース2021年1月号 子育てランドより